電流のはたらきを実験で体感!
2025年6月17日 17時00分
4年生の理科では、「電流のはたらき」について学習しています。子ども達は、電池の向きやつなぎ方によって電流の強さが異なることを、簡易電流計を用いて視覚的に確認しました。さらに今回は、より体感的に理解を深めるために、モーターカー(プロペラカー)を使った実験を行いました。電池のつなぎ方を変えながら、車が進む速さやプロペラが飛ぶ距離などに注目し、電流の強さと動きの関係を調べました。

実験を通して、子ども達は「より速く・遠くに進むためには、どのようにつなげばよいか」を考えながら取り組み、簡易電流計で示された電流の大きさが、車の動きとも関係していることを実感することができました。


また、家庭にある懐中電灯や様々な電化製品の中にも、直列つなぎや並列つなぎが使われていることに気づき、電気の流れが私たちの生活を支えていることにも理解を深めていました。ただし、電気のつなぎ方によっては、電流が流れなくなったり、発熱するおそれがあることも学びました。安全に使うためには、正しい知識と注意が必要であることも合わせて確認しました。今回の学びを通して、身近な電気の仕組みやその力を理解し、生活の中での「気づき」や「探究心」へとつながっていくことを期待しています。