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3・11 東日本大震災追悼復興集会

本日、令和3年3月11日(木)東日本大震災追悼復興集会を、朝の学活の時間に放送集会にて行いました。

福島県教育委員会から配付された「東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故を振り返り3・11に学ぼう」を活用して行いました。

防災について改めて考えるため、生命の尊さ、家族への感謝、郷土愛、よりよく生きようとする気持ち、それぞれ感じ方はあったと思います。

 あの当時、目に見えない放射線から身を守るためにマスク生活が何ヶ月か続きました。10年後の今も目に見えないウィルスのわざわいの中にいます。

 「当たり前の生活」がなんと幸せなことか。
 家族がいること、あたたかいご飯が食べられるということ、布団の上で寝ること、蛇口をひねれば水が出ること、電気がつくこと。断水して初めて水のありがたみを知り、停電して電気のありがたみを知り、日常の何気ない当たり前の生活がどんなに幸せなことなのか、不自由さを体験して、身にしみて感じます。

 今年は10年の節目。この大震災の日に、命の大切さを実感し、こんなに悲しい出来事があったのだと思い、その悲しみを乗り越えて、人々が協力し、支え合って、ここまで復興してきました。

 ふくしまに生まれ、ふくしまで育ち、ふくしまで生きていく私たち。人ってあったかいんだ、ふくしまの人に助けられ、周りの人々とふれあい、ともにつながり合いながら、今を生きています。

 「見せましょうふくしまの底力を」の合い言葉にがんばってきました。コロナ禍であっても、今を乗り越えていきましょう。今の生活に感謝の気持ちをもち、未来への希望をもって、今自分にできること、今しかできないことに精一杯取り組み、生活していきましょう。
 

 明日は、卒業式です。感動的な卒業式にしましょう。