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! 脚下照顧

「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」 …禅寺の玄関などでよく見かける言葉です。
「足下を見なさい」から転じて「履き物をそろえましょう」と標準的に使われています。

…が、真意はもっと深いところにあります。
「脚下」とは「自分の足下」自分の足下を顧みるとは「我が身」「我が心」を振り返れ、自分が今どのような立場にいるか、よく見極めてことに当たれということです。

確かに下駄箱に置かれた、靴を見てみますと、心の状態が現れているような気がします。
きちんと揃えられている靴、かかとをつぶした跡がある靴、乱雑に入れられている靴、何ヶ月も洗っていないように見受けられる靴…。

もう一度、自分の足下、我が身、我が心を振り返りたいものです。