
いよいよ来週月曜日に迫った、“第76回卒業証書授与式”。
今日は、卒業生の“晴れの門出”の舞台を2年生中心に整えました。当日は、代表生徒以外は式に参加しないため、卒業生への感謝とお祝いの気持ちを、会場準備という活動をとおして表しました。てきぱきと会場準備に励む2年生の姿に「最善を尽くせ」を感じました。
月曜日…お祝いと感謝の気持ちが漂う体育館で、卒業生も感謝の気持ちを「姿」で示します。ご期待ください。

本日(10日)の給食は、“卒業お祝い献立”でした。
☆麦ご飯 ☆鶏肉のから揚げ ☆いろどりあえ ☆お祝いすまし汁 ☆牛乳 ☆お祝いクレープ
3年生の皆さんにとっては、今日が中学校生活(義務教育)最後の給食となります。最後の給食を食べながら、3年間の給食で、印象に残っている献立、大好きな献立が脳裏に蘇っていることでしょう。
皆さんの体と心の健やかな成長を願い、献立を考えてくださった栄養技師の先生、暑い日も寒い日も一生懸命給食を作ってくださった調理員さんに感謝しましょう。
あさってで、未曾有の大災害“東日本大震災”から12年となります。今年の卒業生は、3歳ぐらい…記憶に残っているでしょうか。
2011年3月11日、午後2時46分。東日本大震災発生、地震の規模を示すマグニチュード9、最大震度7。死者・行方不明者約18,000人、建築物の全半壊約40万戸。これだけの被害です。当然のことながら、水道、電気、ガス、ガソリン、電話、物流、交通などの“ライフライン”も寸断されました。
福島県は、地震、津波、原子力発電所事故、風評被害の四十苦を受けました。当時は、福島県民というだけで様々な誹謗・中傷・偏見も受けました。
その一方、この大震災から気づきや学びを得たこともありました。それは…「あたりまえ」のことの「ありがたさ」です。「ありがとう」は、漢字で表すと「有難う」「有難し」…あることが難しい、まれである、めったにないことにめぐりあう…すなわち奇跡ということです。
奇跡の反対は、「当然」とか「あたりまえ」…私たちは、毎日起こる出来事を「あたりまえ」だと思って過ごしています。例えば…☆歩けること ☆目が見えること ☆耳が聞こえること ☆口がきけること ☆手足が動くこと ☆息ができること ☆毎朝、目が覚めること ☆友達といつも会えること ☆太陽が毎朝昇ること ☆生まれてきたこと ☆家族が毎日家に帰ってくること…。
誰もが、今日と同じ日が明日も繰り返されると思います。今日、誰かと出逢い、話し、笑い、食事をして、勉強や部活ができる。こんなあたりまえだと思うことが、本当は奇跡の連続なのです。その大切なことを東日本大震災は教えてくれました。
人は失ってはじめて「あたりまえ」のことがあたりまえじゃないという「有り難さ」を思い知ることになります。
東日本大震災から12年経とうとしている今、もう一度、あらためて、身の回りの「あたりまえ」を見つめ直したいものです。
【注】本来であれば、全校集会等でこのお話をしたかったのですが、機会がなかったため、ホームページでの発信としました。


本日(8日)、同窓会長・小林勇雄様をお招きし、“同窓会入会式”を実施しました。
同窓会長様からは、「これから歩む道は異なっても、それぞれの立場で、校訓である“最善を尽くせ”を胸に抱き、大きく羽ばたいてください。」との激励の言葉をいただきました。
これに対し、生徒代表の飯島慧さんからは、「心身共に、ここまで成長できたのは、地域の皆様・家族・先生方のお陰です。恩を返していけるよう、困難に立ち向かい、さらに成長し、地域に貢献できるようがんばります。」と誓いの言葉が述べられました。
また、同窓会からの記念品として、同窓会長様から生徒代表・大河原碧さんに、卒業証書ホルダーが贈られました。
卒業式を間近に控えた3年生…同窓会入会式に臨む、凛とした姿からは“感謝”が感じられました。この後の卒業式予行でも最善を尽くしていきましょう!

昇降口フロアに掲示される保健委員会の月替わりポスターも今月が今年度最後となります。
上から順番に保健委員会の3年生⇒2年生⇒1年生の作品になります。
3年生の保健委員は、「みんな 今まで ありがとう!」のタイトルとともにコロナ対策や学校行事への協力に対しての感謝の気持ちを表現しています。
2年生は、免疫力が上がるとされる「笑顔になれ」の作品を、1年生は、早寝・早起きについての問いかけ「1年間早寝・早起きできた?」の作品を制作してくれました。
それぞれ個性と「思い」があって、いいですね。保健委員会の「最善を尽くせ」に感謝します。