今日は、ロードレース大会に向けた試走を行いました。本番の会場である鳥見山陸上競技場に移動し、実際のコースを走ってみることで、距離や坂道の感覚を確かめながら練習に取り組みました。スポーツクラブのコーチの方々の伴走のもと、子どもたちは本番を意識しながら懸命に走り抜きました。コーチの背中を目標に、「少しでも近づきたい」と一生懸命に走る姿があちこちで見られ、その真剣な表情がとても印象的でした。




また、走り終えた低学年が沿道から上級生を応援する姿も見られ、学校全体が温かい声援に包まれました。応援を受けた子どもたちも、最後まであきらめずにゴールを目指して走り抜くことができました。本番まで残り2週間。これからも体調を整えながら、自分の目標に向かって一生懸命取り組んでほしいと思います。当日は、これまでの練習の成果が発揮できることを期待しています。
5年生の国語科では、「よりよい学校生活のために」という単元で、討論を通して考えを深める学習をしています。グループごとに議題を決め、その議題に対する現状や課題、解決策などを考えながら話し合いを進めています。討論に入る前に一人ひとりが自分の意見を整理し、「個人で解決できること」「当番や委員会の活動で取り組めること」「学校全体で考えるべきこと」など、問題の大きさや関わり方を意識しながら考えをまとめました。
本日行われたグループ討論では、互いの意見を聞き合いながら、「どの解決策が一番よいだろう?」「他の人の考えを取り入れると、もっとよくなるのでは?」といった前向きな話し合いが活発に行われました。



子どもたちは、自分の考えを言葉で伝えることの大切さや、仲間と協力してよりよい方法を探ることの楽しさを感じているようでした。今後は、話し合いの成果を学級全体に共有し、個人や学級としてできることをさらに深めていく予定です。
今日はロードレース大会に向けた練習日でしたが、あいにくの雨のため、室内で学年合同の体育を行いました。鏡石スポーツクラブの方を講師にお招きし、走る前の準備運動やストレッチの大切さ、けがを防ぐ体の動かし方などについて教えていただきました。子どもたちは、講師の方のかけ声に合わせて体を動かしながら、楽しそうに運動に取り組んでいました。特に、走るときの姿勢や腕の振り方、足の運び方など、普段あまり意識していなかったポイントを意識しながら練習する姿が見られました。正しいフォームを学んだり、体を温めたりすることで、次の練習に向けて意欲を高めることができたようです。



今回の活動を通して、ロードレースに向けての気持ちをさらに高めるとともに、日ごろの体づくりの大切さを感じることができました。今後の練習でも、教えていただいたことを生かしながら、目標に向かって頑張っていきたいと思います。
1、2年生が生活科の学習の一環として、春に植えたさつまいもの収穫を行いました。子どもたちは、伸びたつるを頼りに、手で土を丁寧に掘り進めていきました。


土の中から赤紫のさつまいもが顔を出すと、「見つけた!」「大きい!」と歓声が上がり、友達同士で見せ合う姿が見られました。顔を出したさつまいもは大小様々で、中には15センチを超える立派なものもあり、歓声が上がっていました。




折れないように慎重に掘り出す子、夢中で土をかき分ける子など、それぞれが真剣な表情で活動に取り組んでいました。自分たちの手で春に植えた苗が、季節を越えて大きく育った姿を目にした子どもたちは、自然の力や秋の実りの豊かさを感じ取ることができたようです。


収穫を通して、自然への関心や感謝の気持ちを深める貴重な体験となりました。
10日に、今年度3回目となる避難訓練と、引き渡し訓練を実施しました。今回は「大きな地震が発生した」という想定で、子どもたちは担任の先生や校内放送の指示に従い、安全に校庭へ避難しました。これまでの訓練の経験を生かし、どの学年の児童も真剣な表情で落ち着いて行動することができました。静かに避難する姿や、避難後に先生の話をしっかりと聞く姿に、子どもたちの成長を感じました。



その後行われた引き渡し訓練では、保護者の皆様のご協力のもと、緊急時における下校の仕方や引き渡しの流れを確認しました。迎えに来てくださったおうちの方の姿を見つけると、子どもたちはほっとしたように笑顔を見せていました。保護者の皆様も落ち着いて引き渡しにご協力くださり、スムーズに訓練を終えることができました。地震などの災害は、いつ・どこで起こるか分かりません。今回の訓練を通して、子どもたちは「自分の身を守る行動を取ることの大切さ」や、「日ごろからの備えの大切さ」を改めて学ぶことができました。
保護者の皆様におかれましては、お忙しい中ご参加・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。今後も、学校・家庭・地域が連携し、万が一の事態に備えて安全に避難・引き渡しが行えるよう取り組んでまいります。
今日は、ロードレース大会に向けた最初の練習が行われました。初めての練習ということもあり、子どもたちは「自分がどのくらいの距離を、どのくらいの速さで走れるのか」を確かめながら取り組んでいました。まだペース配分がつかめず途中で歩いてしまう姿も見られましたが、それぞれが自分のペースで最後まであきらめずに走りきる姿が印象的でした。練習を重ねていく中で、自分に合った走り方を見つけたり、長く走り続けるための感覚を身に付けたりしてほしいと思います。



また、本校のロードレース練習には、鏡石町のスポーツクラブのコーチにもご協力いただいています。限られた練習回数ではありますが、専門のコーチの方々から学べる貴重な機会を通して、少しでも多くのことを吸収し、自分の成長につなげていってほしいと思います。ロードレース大会当日に、全力で走り抜く子どもたちの姿を楽しみにしています。
子どもたちが楽しみにしていた芸術鑑賞教室が行われました。今年は、全国で活躍されている影絵劇団「かしの木」の皆さんをお招きし、影絵劇を鑑賞しました。「影」は、光の当て方や角度、手の形を少し変えるだけで、動物や人の姿が生き生きと浮かび上がります。劇団の方々は、光と影を巧みに操り、影の大きさを自在に変える工夫や、滑らかな動きを生み出す道具の仕掛け、そして臨場感あふれる語りや音楽の演出など、まさに“影のプロフェッショナル”の技を披露してくださいました。




子どもたちは、影絵の世界に夢中になりながら、「どうしてこんなふうに動くの?」「自分でもやってみたい!」と興味津々。公演後には、うさぎなどの影の作り方を教えていただき、自分たちの手で影を動かす体験もしました。さらに、舞台裏の仕掛けを見せてもらうと、その緻密な準備と工夫に「すごい!」「こんなふうになっていたんだ!」と驚きの声が上がりました。



子どもたちは、光と影が織りなす不思議な世界に引き込まれながら、想像力や表現の豊かさを感じ取ることができたようです。「かしの木」の皆さんは、来週から九州での公演を予定されているとのこと。全国の子どもたちに感動を届ける素敵な劇団にお越しいただき、心に残る貴重なひとときとなりました。
3年生は理科の学習で「太陽とかげの関係」について学習しています。子どもたちは校庭に出て、太陽の位置とかげの向きがどのように関係しているのかを観察しました。太陽を指差しながら「自分の影は太陽と反対の方向にできている!」と気づいたり、建物や遊具の影も同じように反対側にできていることを発見したりしました。また、「遊具の影は長く伸びている!」「影の中に入ると、自分の影が見えなくなる!」など、実際に見て触れる中で、影の不思議さを感じ取る姿も見られました。



子どもたちは、「影にはいろいろな性質があるんだね」と話しながら、興味をもって学習に取り組んでいました。これからの学習では、太陽の動きと影の長さや向きの変化をさらに詳しく調べていきます。身近な現象を通して、理科の面白さを感じ取ってもらえるような学習を進めていきたいと思います。
8日に、森林環境交付金を活用させていただいた「森林環境学習」を4年生で行いました。今回は「森の案内人」の方々を講師にお迎えし、鳥山公園内の植物や昆虫について、実際の自然を観察しながら教えていただきました。普段は何気なく通り過ぎている公園の中にも、よく見るとたくさんの種類の花や木々があり、季節ごとに色を変えたり、実をつけたりしていることに、子どもたちは驚いた様子でした。



案内人の方から植物の特徴や名前を教えてもらうたびに、「そんな名前なんだ!」「葉っぱの形がちがうね!」と興味津々で観察していました。理科の学習でも「季節と植物の変化」について学んできた4年生にとって、今回の体験はまさに”教科書の中の学びが現実とつながる”時間となりました。実際に見て、触れて、感じたことで、自然の奥深さやおもしろさを改めて実感したようです。今日の学びを通して、これからも身近な自然に目を向け、植物や生き物を大切にする気持ちを育んでいってほしいと思います。