鏡石町立鏡石中学校 Kagamiishi Junior High School
2023年12月の記事一覧
情報活用能力を高める~一人一授業(社会)より
本日(14日)も、学びの習慣(サイクル)確立を目指して、1年社会科で「一人一授業」を実践しました。
学習課題は「アフリカにはどのような課題があるのだろうか。」…この課題に対して、自然環境、歴史、人口、産業、環境・教育問題などと関連付けて説明できることを目標とした授業です。
子どもたち(1年1組生徒)は、グループごとに、紙ベースの資料やタブレット上のデータ、教科書などから自分たちのテーマ【①人口問題 ②産業・経済・貿易 ③自然環境・環境問題 ④歴史、紛争および民族問題 ⑤教育問題】に必要な情報を選択・活用し、アフリカの発展を妨げている要因を考察しました。
子どもたちは、情報化社会の只中を生きています。生きていく上で、様々な課題や困難に直面したとき、必要な情報・正しい情報を見極め(情報リテラシー)、取捨選択して課題等を解決していかねばなりません。今日の対話的で協働的な授業は、それらの力を定着させる契機となる授業でした。
出前授業【鏡石二小】
本日(13日)、来年4月に入学予定の6年生を対象とした「出前授業」を鏡石二小で実施しました。
数学科の大室教諭が授業「数学 正負の数」を担当しました。“算数” と “数学” の違いを解説した後、身近なところにあるプラス(+)とマイナス(-)をグループで出し合い(※)、正負の数にアプローチしました。
【※子どもたちから上がったプラス(+)とマイナス(-)】
・株価 ・ダイエット ・身長 ・為替 ・音量 ・得点差 ・座標
最後まであきらめることなく、授業に臨む児童のみなさんの姿や眼差しには、すでに鏡石中の校訓「最善を尽くせ」が表れていました。来年の春、みなさんの入学を心待ちにしています。
テーマにふさわしい素晴らしい標語です
鏡石町PTA連絡協議会、鏡石町青少年育成町民会議が主催・募集した「健全育成に関する標語」ポスターが届きました。
テーマ(R3~R5)は、「安心・安全な町づくり」(あいさつ・思いやり・助け合い)です。鏡石中から選ばれた作品2点は、どちらも “思いやり” “助け合い” にあふれる標語です。
助け合いが「助け愛」になるように、「手伝うよ」のひと言にも心を込めたいものです。
鏡中だより最新号をアップしました
討論をとおして対立から合意へ~一人一授業(国語)より
本日(8日)も、学びの習慣(サイクル)確立を目指して、1年国語科で「一人一授業」を実践しました。
学習課題は「討論しよう。AI(人工知能)は人々の生活を豊かにするのか。」…この課題に対して、根拠をもとに活発な話し合いを行い、さまざまな意見を整理したり、まとめたりすることができる…ことを目標とした授業です。
子どもたち(2年2組生徒)は、AIのメリットとデメリットをさまざまな視点から比較・検討し、賛成派・反対派の意見を司会者が中心となって、よりよくまとめ“合意”に導いていきました。
子どもたちは、予測不能で変化の激しい時代に生きていきます。目の前に現れた課題に直面したとき、今回の授業がひとつのきっかけとなって、他者と協働し、対話を通じて、納得解を見出していくことでしょう。
今年最後の“かみかみ献立”です
本日(7日)の給食は…
☆鶏南蛮うどん ☆肉まん ☆ごぼうとさきいかのサラダ ☆牛乳
…“かみかみ献立”でした。
噛むことに関する問題を出題します。私たちが1回の食事で、望ましいとされている噛む回数の合計は、何回でしょうか?
正解は、1500回! 噛む回数の合計を1500回に到達させるには、一口に30回以上噛んで食べることが必要です。しかし、現代の私たちは、一口に10回程度しか噛まず、1回の食事で600回程度しか噛んでいないといわれています。【給食委員会放送原稿より】
よく噛んで食べることは、脳にも体にもよいことが報告されています。日ごろの食事でもよく噛むことを心がけましょう。
楽しく英語を学んでいます~一人一授業(英語)から
本日(5日)も、学びの習慣(サイクル)確立を目指して、1年英語科で「一人一授業」を実践しました。
学習課題は「“今していること”現在進行形を使った文の形、意味、用法を理解しよう」…現在進行形(be動詞+現在分詞ing)を含む英文の形、意味、用法、使用場面を理解し、使うことができる…ことを目標とした授業です。
子どもたち(1年1組生徒)は、カードゲームやPractice(Speaking)をとおして、現在進行形を楽しく学んでいました。Speakingを中心とし、カードゲームに親しむことで、繰り返し現在進行形に触れる形となっていて、子どもたちが英語で話す姿もごく自然なものとなっていました。
ネットリスク教育講演会を開催しました
本日(2日)、ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会・公式インストラクターである小杉一浩先生を講師にお招きし、「ネットリスク教育講演会」を開催しました。
具体的なデータやエビデンスをもとに、以下の点をお話いただきました。
☆ネット依存=ゲーム障害は病気であること。
☆スマートフォンの利用時間と生活習慣・心身の状態との相関関係。
☆デジタルタトゥーの恐ろしさ。
☆ゲームをしているとき、脳内ではドーパミン(神経伝達物質)が通常時の2.0倍分泌されていること。
☆インターネットを長時間やることで、脳や健康に与える影響が大きいこと。
最後に、小杉先生より、以下の「提案」と「願い」が示されました。
【提案】
今後、鏡中生は、家庭学習中には、ながら勉強はしません。
【願い】
ネットやスマホの長時間使用で、心身にさまざまな影響があることを理解し、自分でメディアコントロールできる生徒になってほしい。
小杉先生の「提案」や「願い」にしっかりと応えられるのが鏡中生のすばらしいところです。期待しています。
なお、鏡中生の話を聴く態度、返礼の姿、反応のよさ(特に1年生)をお褒めいただきました。ありがたいことです。
学習サイクルの確立のために~一人一授業(理科・数学)から
今日(2日)も授業における学習サイクルと授業⇔家庭学習における学習サイクルの確立のために、授業研究を理科と数学科で実施しました。
【理科】
学習課題は「性質の異なる気団が接すると、どのようなことが起こるのだろうか」…暖気と寒気の接し方のちがいにより、種類の異なる前線がつくられることを理解することを目標にした授業です。
子どもたち(2年2組)は、タブレットを活用しながら予想を立てたり、実験を観察して考察したりすることをとおして、課題に迫る姿を示していました。これから子どもたちは、空を見上げて雲を見つけたとき、この授業を学んだことを思い出すことでしょう。
【数学科】
学習課題は「カメラの実験に基づいて成り立つことを予想し、確かめよう」…実験から角が一定になる点を集めていくとどのようになるのかを予想することを目標とした授業でした。
子どもたち(3年3組)は、模型のカメラをもち、様々な角度からホワイトボードがぴったりと入るように写真を撮るための位置どりをすることをとおして、授業のねらいに鋭く迫っていました。また、タブレットやワークシートを効果的に活用し、自分で予想したことを自分の手で検証していました。
ダルライザー登場~「努力と工夫で何度でも立ち上がれ!」
1日(金)、人権週間に合わせ、人権とは何か、個性の尊重とは何かなどを考える「全校道徳」を実施しました。
講師として、ダルライザープランニング代表・和知健明氏(ダルライザー)をお招きし、「努力と工夫で何度でも立ち上がる」ことの大切さを学びました。
和知氏がダルライザーを考案し、地元・白河市の人、ソフト、ハードを活性化していく道のりを紹介していく中で、以下のことを鏡中生に投げかけました。
☆無駄なことは何もない。☆自己分析をしっかりとすること。
☆自分を信じる。自分で決める。☆恐れたままでOK、全部実験。☆逆算、出来上がりをイメージする。
鏡中生には今回のお話を心に刻み、どんな困難があっても、心が折れることがあっても、何度でも立ち上がる心をもってほしいと思います。
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(@を半角に直してください。)